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2005年 12月 31日
■ それが嫌なら仕事として受けるな

フリートーク制限でみのNHKに文句!


今日大みそか放送のNHK紅白歌合戦のリハーサルが30日、東京・渋谷の同局で行われ、司会のみのもんた(61)が、NHKスタイルに不満を漏らした。得意のフリートーク時間が制限される上、ギャグまで指定される状況に「僕は司会をしにきたのに」と口をとがらせた。慌てたNHK側も急きょみのと話し合いを持った。また、小林幸子(52)は2年ぶりとなる豪華衣装を披露した。 みのが、本番前日にサプライズ発言だ。午前のリハーサルを終え、歴代司会者では考えられなかった台本への異議を唱えた。
 みの「僕は司会をやるつもりで来ているのに、NHKはこれでいいのかと思うよ。これじゃ、相づちを打ちに来ているようなもの。不安だね。物語を絡ませたいのに、単なる曲紹介になってしまう。僕の良さとか、技の出しようがない」。
 計60組が次々と曲を披露する紅白では、時間の制約が厳しくなる。ディレクターは指先をくるくる回す「まき」のサインを出し続ける。しかも、台本上ではコンビを組む山本耕史に「ファイナルアンサー?」と得意のフレーズで問いかける場面まで指示してある。民放では「ズバッ」と物を言うフリートークで人気、視聴率を稼いできただけに、フラストレーションを隠すことはできなかった。
 遠藤正雄エグゼクティブ・プロデューサーは報道陣から発言を伝え聞くと、慌てて「もう1度打ち合わせで話し合いたい。みのさんの発言を制約することはしませんので」と騒動の火消しに入った。
 一方で、ひとしきり苦言したみのは、午後のリハーサルで台本にない「みの節」を全開させた。アリスの演奏が終わると焼き鳥店を経営するアリスの矢沢透に声をかけ「きんちゃん(矢沢)のスティックが焼き鳥に見えました。彼の焼く焼き鳥はうまくてね」と言い、ユーミンの曲紹介前には「この人、歌うまいの?」と過激ジョークをつぶやいた。
 4月から腰痛に悩まされ、紅白の翌日に入院し、1月4日に手術を受ける。この日も痛み止めの座薬を入れ、リハーサル終了後に神経ブロック注射を打った。「視聴率を稼ぐため頑張りましょう」と出演者に呼び掛けたみのは、命懸けでこの紅白に勝負をかける。みのがみのであることを示すために、本番ではアドリブトークがさく裂する。


NHKでは、ギャクまで指定されるのは当たり前。

クイズ番組では、答えまで指定される場合もある。

オーディション番組の審査員だって点数を指定されたこともある。

こんなことは、彼くらいのベテランなら当然わかっていたこと。

もちろんNHKサイドにも問題はある。

ただ、今日になってのこの発言は、奢りとしか言いようがない。

勘違いも甚だしい。

NHKが数字を取りたいのはわかるが、

今回は完全なキャスティングミス。




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